花粉症のツボ「大椎」

2023年01月25日 18:30
カテゴリ: 東洋医学ツボお灸

こんにちは(^_^)/

ブログをご覧いただきありがとうございます。
横浜は妙蓮寺駅(東急東横線)にて鍼灸院を営んでおります。太田と申します。

鍼灸・東洋医学で、皆さんの健康をお手伝いさせていただいております。

【花粉症シーズン到来】

今年(2023年春)も花粉症の季節がやってまいりました(>_<)

今季は例年・昨年と比べても200%超えの飛散予測となっております。
一般的に考えれば、症状が強く出る方が増えそうです...

このブログを読んで、少しでも症状が緩和する方がいると嬉しいですね。

今日は当院で実際に使用している花粉症のツボをご紹介いたします(^^)/

ツボ「大椎」

「だいつい」と読みます。

大椎は首の後ろにあります。正確には、身体の真ん中で、首の後ろの骨の一番下にあるツボです。(ツボの場所は下の画像を参考にしてください)
※ちなみに背骨には、お尻から首までツボがたくさん並んでいます。東洋医学的に観ても背骨は非常に重要です。

【名前の由来】

背骨一つ一つのことを「椎骨(ついこつ)」といいます。
※首の背骨は頚椎、背中の背骨は胸椎、腰の背骨は腰椎、お尻の背骨は仙椎。

首の背骨は全部で7つありますが、大椎があるのは7つ目の骨の下。
7つ目の骨は、首の背骨の中で”一番大きな”骨です。

首で”一番大きな椎骨”の下にあるツボ、ということで大椎(だいつい)という名称となっている。というのが広く考えられている名前の由来です。

【大椎の場所】

大椎の場所は、首の7番目(一番下)の骨の下になります。(骨と骨の間)

首の7番目の骨は、下を向いたときに一番後ろへ出っ張る骨です。そのすぐ下に取ります。

大椎は鍼もしますが、お灸を用いることが多いツボです!

ご自身で刺激をする場合にはホッカイロなどで15分程温めると良いでしょう。ドライヤーで温めるのも一つの方法です。

※「火を使わないお灸」なんていうのもあります。

もちろん、ご自宅で「せんねん灸」を据えていただくことも可能ですが、自分では見えない場所になりますので、ご家族の方に据えてもらってください。(うつ伏せもしくは、座って少し下を向いた姿勢で行います)
※自分で据えると髪の毛を燃やしてしまう可能性があるので、絶対やめてください。

※お灸の据え方はこちら↓

【当院での施術方法】

当院での施術の場合は、もぐさを直接大椎の上に置き燃焼させ、しっかりと熱刺激を入れていきます。
※熱くなってきたら取り外すので火傷はありません。

もちろん、東洋医学的に「なぜ花粉症で辛いのか」を把握し、大椎と合わせて全身的にアプローチをしていきます。
特に、まだ花粉症が出始める前に、その原因に対してしっかりと施術していくことで、悪化を少しでも防ぎます。

花粉症の鍼灸治療に興味のある方は、症状が出る前から施術を受けることをおススメします(^-^)

今回はこの辺りで!
次回は花粉症で用いる「耳ツボ」について書きたいと思います。

鍼灸東洋医学で、少しでも皆さんの健康に寄与できれば幸いです<(_ _)>

妙蓮寺ゆう鍼灸院 太田

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