3種のお灸

2020年06月13日 10:00
カテゴリ: お灸

こんにちは(^_^)/

ブログをご覧いただきありがとうございます。
横浜は妙蓮寺駅(東急東横線)にて鍼灸院を営んでおります。太田と申します。

鍼灸・東洋医学で、皆さんの健康をお手伝いさせていただいております。

「当院のお灸」

今日は当院にて使用するお灸を紹介したいと思います。

使用しているのは、主に3種類です。

あくまで、最近よく使用しているものです。

「温筒灸」

「おんとうきゅう」と読みます。
「温灸(おんきゅう)」と呼ぶこともあります。

お灸は「艾(もぐさ)」を燃やして、「熱刺激」を与えます。

右の写真で出っ張っているのが、艾です。

艾に火を点けると、筒の中に熱が溜まり、温かさを感じます。(筒も熱くなります)

こちらは表面が”チリチリ”するような温かさです。
そんなに熱いものではありません。温かくて気持ちの良いくらいです。
人によっては、何も感じないと仰る方もいらっしゃいます...

「棒灸」

2つ目は「ぼうきゅう」と読みます。

名前の通り、艾を棒状にしたものです。
※当院で使用する物は、漢方薬が練り込んであります。

当院では、お手製のカバー(土器)を用いて棒灸を使用しております。
※私の恩師が考案した棒灸カバーです。

主にお腹や腰などで「じんわり」温めます。

こちらのお灸は気持ち良さ抜群です!「リラックス効果」を期待して行うこともあります。

お腹は基本温めた方が良いです。ほとんどの方のお腹に棒灸を用いております。

「知熱灸」

最後は「ちねつきゅう」です。

こちらは、艾が直接肌に触れます。

けっこう大きめの艾を、皮膚の上に置いて燃やします。

ご想像できるかと思いますが、全部燃えると火傷します(^_^;)
患者様が我慢できるところまで燃やします。

「熱いっっ」と言われた瞬間にお取りします。
※大よそ7~8割まで燃えると熱くなってまいります。

強い熱刺激で、身体を温める機能を賦活します。また、身体の巡りを改善させます。
お腹・背中などを中心に用いることが多いです。→平らな部位でないと安定しません!

知熱灸がモチーフとなった饅頭もあったりします(笑)
※患者さんにいただきました。

「お灸について」

お灸については、過去のブログにも書いております。
ご興味のある方はご覧くださいませ。

妙蓮寺ゆう鍼灸院 太田

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