こんにちは(^_^)/
ブログをご覧いただきありがとうございます。
横浜は妙蓮寺駅(東急東横線)にて鍼灸院を営んでおります。太田と申します。
鍼灸・東洋医学で、皆さんの健康をお手伝いさせていただいております。
多分、多くの方が、”中国バリ”=太いと思われているのではないでしょうか?
違うんです。太いから”中国のバリ”ではないんです。
中国の針と日本の針(和鍼)の違いは「太さ」ではないのです。
日本の針でも”太いハリ”はいっぱいあるんです。
でも、実際に、中国の方が太い針が使われることが多いので、そう思われがちなのかもしれません。
※同業者でも知らない人いると思う(;^ω^)
そうです。中国針と日本の針の違いは「針の持ち手」にあります。
※専門的には「鍼柄(しんぺい)」といいます。
中国針は、持ち手部分が「長く」、「グリップ力」に優れた形状をしております。
日本の針は、持ち手が「短く」、形状は比較的「ツルっと」しております。
どれが中国針はお分かりでしょうか!?
持ち手の「長さ」で一目瞭然ですね。
「グリップ力」に関しては、もう少しアップでないと分かりづらいかもしれませんね(;'∀')
あとは、日本の針は色を付けているモノも多いですね。色で針の太さがわかるようになっています。
中国針では見たことないなあ・・・
持ち手が長く、グリップ力があると「握りやすく」なります。
握りやすいと、針は「操作しやすく」なります。
技術的な話になってしまいますが、
中国での針は、針をした後、効果を高めるために針を動かすことが多いのです。
日本での針は、針をした後に針に触れることは少ないです。
中国針は、針を動かすことが多いため、持ち手を”長く”、”握りやすく”することによって「操作しやすく」しているということです。
当院では(私は)、針をした後に操作をします。
ですが、多くは日本の針を用います。
太さは1番と言われる、0.16mmを多用しております。(上の写真では赤色が0.16mmです)
※髪の毛が0.10mmくらいと言われております。
症状によっては中国針を用いることもございます。
あくまでも「操作のしやすさ」ですので、どちらでも代用は可能です(笑)
ただ、「太いから中国針ではない」
ということを知ってもらいたかった今回の記事でした~(笑)
妙蓮寺ゆう鍼灸院 太田